「うちには関係ない?」と思っていたけど…
2025年4月から10月まで開催中の「大阪・関西万博」。
この国際博覧会は、SNSやニュースでたびたび取り上げられ、「ミャクミャク」「未来技術」「予算オーバー」「校外学習の参加」などの話題が注目を集めています。
わが家でも当初は他人事でした。ところがある日のお昼、テレビで万博の特集を見たたいちゃん(小1)が「これ行ったことあるの?」と聞いてきました。「まだだけど今年の秋までやってるよ」と返すと、「ロボットいるの?ミャクミャクって何?」とワクワク顔。
その後、親子で公式サイトやSNSをチェックするうちに、「行ってみたいね!」という会話が自然に生まれました。
万博って何?他の年と比べてみよう
まずは「万博」そのものについて簡単におさらいしましょう。
万博(国際博覧会)は、世界各国が集まり「未来」を紹介する大規模なイベントです。
2025年の大阪万博には158の国・地域と7つの国際機関が参加。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、AIやロボティクス、再生医療、スマートモビリティなど、さまざまな最先端技術に触れられます。
見どころ:ギネス認定の「大屋根リング」
また、会場のシンボルである「大屋根リング」は木造建築として世界最大規模。
「スカイウォーク」と呼ばれる空中通路から会場全体を一望できる構造も注目されています。
過去の日本万博と比較
さらに、過去の日本での万博と比べてみると次のようになります:
開催年 | 開催地 | テーマ | 特徴 | 出典 |
---|---|---|---|---|
1970年 | 大阪府吹田市 | 人類の進歩と調和 | 太陽の塔、動く歩道など | EXPO70公式 |
2005年 | 愛知県長久手市 | 自然の叡智 | 環境配慮、リニモ導入 | 国立国会図書館 |
2025年 | 大阪市夢洲 | いのち輝く未来社会のデザイン | AI、再生医療、バーチャル万博など | 万博公式 |
今話題のニュースと注目ポイント
🦠 レジオネラ属菌の検出と安全対策
最近では、衛生面に関する話題も注目されています。
6月、ウォータープラザや「静けさの森」の水盤から基準値を超えるレジオネラ属菌が検出され、水上ショーの中止が発表されました。これを受けて安全対策の見直しが進められています。
🎭 家族で楽しめる文化イベント
また、会場では毎週多彩な文化イベントが開催されており、子ども連れの来場者にも好評です。
- 7月2日:広島の神楽団による伝統舞
- 7月4日:和太鼓グループ「政や」のライブ演奏
出典:奈良EXPO公式
わが家のリアルな感想
次に、我が家の子どもたちの反応をご紹介します。
たいちゃん:「ロボットと話せる?変なキャラってなに?」
パパ:たいちゃんは最近、図鑑でAIロボットを見て「未来ってすごい」とよく言っています。ミャクミャクを見て大笑いしてました。
とうくん(3歳):最初はミャクミャクを怖がってたけど、今は真似して踊ってます(笑)
パパ:自分はグルメエリアが気になります。地ビールあるかな?
SNS・保護者の声に注目
実際に訪れた人の声も確認してみましょう。
👍 良い点
- パビリオンの映像演出が子どもに大ウケ
- 夜のライトアップが美しい
🤔 不安の声
- 小中学生の校外学習が“事実上の強制”で不安
- 暑さと混雑に戸惑う声も
そのため、一部の保護者団体では、教育的な観点や安全対策への配慮を求めた署名活動も始まっています。
実際に行った人のレビューより
実際に会場を訪れた人たちの声には、さまざまなリアルな体験が詰まっています。たとえばこんな声がありました。
🇯🇵 日本館の注目ポイント
家族連れの評価が特に高いのが「日本館」です。展示の内容はもちろん、子どもたちの興味を引く仕掛けが満載でした。
- 環境技術や宇宙関連の展示では、「子どもが理科や未来に興味を持ち始めた」との声が多数寄せられています。
- ハローキティとコラボした展示では、写真撮影に夢中になる親子連れの姿が多く見られました。
- 火星由来の隕石に触れる体験では、「本物に触れて感動した」と感想を語る人が目立ちました。
🇪🇸 スペイン館の魅力
一方、スペイン館は、エンタメ性と文化が融合した展示で話題を集めています。
- フラメンコショーは「音と光の演出がすごい」と大人にも子どもにも大好評。
- 海と太陽をテーマにした外観デザインは、「映えスポット」としてSNSでも多くの写真が投稿されています。
🍴 グルメ体験の声
また、食の楽しみも万博の魅力の一つです。親子連れにとってもうれしいポイントが多数あります。
- 各国料理が充実しており、「まるで世界旅行のよう」と満足する声が多く聞かれました。
- 「子ども向けメニューがもう少しあるとうれしい」といった実用的な改善提案も見られました。
❗ 困った点と対策
その一方で、以下のような困りごとの声もあります:
- 「人気館は最大90分待ち。小さい子が飽きてしまいそう」→ 公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」で空き時間をチェック(iOS版|Android版)
- 「道が分かりづらく迷子になりかけた」→ 公式マップPDFを事前に確認・DL推奨
出典:毎日新聞
子連れ来場におすすめの対策リスト
事前に知っておくと安心なポイントをまとめました。
項目 | ポイント |
---|---|
🎫 チケット | 公式サイトで事前購入がおすすめ |
🌞 暑さ対策 | 冷感グッズ、日傘、扇風機付きベビーカーなど必須 |
🧃 水分補給 | 経口補水液・塩分タブレットを常備しよう |
🗺 休憩場所 | 会場マップを事前に確認 |
公式情報を活用して、熱中症対策を万全にしましょう。環境省の熱中症予防情報サイトでは、最新の暑さ指数やアラート情報が確認できます。
結論:批判もある。でも、行く価値はきっとある
予算の膨張や安全面の不安など、たしかに課題はあります。
でも、未来の社会や技術を、子どもと一緒に五感で体験できる機会はそう多くありません。
ロボットと話す驚き、世界の文化や食に触れるワクワク──
そんな体験は、子どもの感性を育て、家族の思い出として残っていきます。
正直、親だけなら「万博よりUSJでしょ(笑)」と思ってたけど、
子どもがいる今だからこそ、こうした体験が“教育にも遊びにもなる”と実感しています。
もしかしたらこの体験が、将来大物になるきっかけになるかも…なんて(笑)
2025年の夏、大阪万博をきっかけに、「家族の未来」を話してみませんか?
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